■(TT) pressは、ともまつと丹澤がはじめたインディペンデントな出版ユニット。ひとりじゃできなくても、ふたりなら大丈夫だと信じて本を作っています。
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lolo × おざわさよこ 季節をめくる沖縄植物メモパッド
¥726
沖縄にある「手紙が書きたくなる文具のお店」”LETTER STAND lolo(レタースタンドロロ)”さんと、イラストレータのおざわさよこさんとのコラボによるオリジナルメモパッド「季節をめくる沖縄植物メモパッド」です。 ピンク、ブルー、イエローの三種類からお選びください。(写真はその順に並んでいます) === 一年を通して緑豊かな沖縄。 植物たちは季節ごとに移ろい、美しい姿を見せてくれます。 沖縄に自生する逞しくて、可憐な植物たちの季節を巡るメモパッドを作りました。 ちょっと珍しい長方形の形と、手に馴染むサイズ感。カバンやポケットに入れても大丈夫なようにカバーもつけました。 パッケージは店主がひとつひとつミシンで縫って完成させています。 ご自身ようにもプレゼントにも。 各3柄×20枚 合計60枚入り サイズ 約75mm×100mm === 公式サイトより引用 ---------- LETTER STAND lolo https://letterlolo.theshop.jp/ おざわさよこ https://www.instagram.com/sayoko_125/
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พบกันเพื่อจบ จาก และฝากลา- 別れのために会いに行く -
¥1,800
พบกันเพื่อจบ จาก และฝากลา- 別れのために会いに行く - – 著:スリン(สลิล.) サイズ:12×16.5 cm/240ページ 初版発行:2024年3月 ✳︎ あらすじ ✳︎ かつて津波がすべてを呑み込んだ──失われた命も、生き残った者の人生さえも。その悪夢に苛まれ続ける青年は、喪失の痕跡がいたるところに残る島へと辿り着く。そこには、不思議で優しい人々、奇妙な双子が営む本屋、大雨にかきたてられる恐怖、丘の上の静かな墓地、そして“夢を売り買いする店”とも呼ばれるバーがあった。 悪夢を手放したいと願い、その店を訪れた青年。しかし彼が足を踏み入れたのは、津波とともに沈んだままの、荒れ果てた記憶の海だった。そこには、かつて失われた誰かが、クラゲの群れとともに戻ってきていた。 ✳︎ 本文より ✳︎ 「彼は自分を守るために、関係が終わっていくことを受け入れてきた。別々に成長し、老い、死に、消えていく──二度と交わらないように。」 「なぜ誰かの許しがなければ、自分らしく生きることすらできないのか? 結婚を想像するほど深く愛すれば、その関係は壊れてしまう。法的に保障されない絆には執着せず、伸ばさず、終わらせてしまうほうがいいと考えてしまう。それが呪いだ。」 「これが涙を流す最後の機会になることを彼は願った。 宇宙まるごとを飲み込むような一言を飲み下したあとの、腹を抱えて泣くあの痛みに、もう二度と耐えたくなかった。」 「人は過去の傷を忘れるわけではない。ただ、生き続けなければならないだけだ。世界はそうやって巡り、変わっていく。」 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらからご覧いただけます: https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166710 ※タイ語原著です。
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Sad At First Sight
¥2,000
Sad At First Sight – 著:Mind Da Hed 初版(タイ語):2017年3月|英語版:2025年3月刊行 Sad At First Sight ❝ When sadness finds you before love do. ❞ (悲しみがあなたを見つけたとき、まだ愛は来ていなかった) ❋ 本文の一部 ❋ 「愛やその流行を追いかけるには遅すぎた。 彼女は、この“ファストファッション”には何百万年も遅れていた。」 「彼らの関係には、心の端にシワが寄っていた。 だから彼女はアイロンを手に取って、それらをすべて伸ばした。」 「それは頬の上の忘れられたグリッターか、 それともただの洗剤の跡かもしれない。」 「彼女が“あなたのことが大嫌い”と宣言したとき、 彼は自然と笑った。」 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらからご覧いただけます: https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166918 ※英語原著です。
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(失われたタイムライン)君のことを語るとき
¥1,500
(失われたタイムライン)君のことを語るとき – 著:ニチトゥン・Shikak(นิชตุล Shikak) サイズ:12×16.5 cm|144ページ 発行:2023年9月 「僕は痛みを乗り越えたけれど、癒やされたわけじゃない。ただ生き延びただけだ。」 失われたタイムラインのなかに消えた人々について綴った短編集。 迷い、逃れ、そして再び現れる記憶の中の誰か。 私たちは皆、この世界から当然受け取るべきはずのものを探している。 求めてやまない抱擁、夢に見たキス、恐れのない時間の色や形や味わい。 叶うはずもない理想の関係、ひとつでいいから幸せな恋を願って。 でも、世界はときに、愛されなかった記憶で心を壊してくる。 失恋の痛みと、心の病とが共に生きているこの現実で、 かつて自分を傷つけて出ていった人が、 思いがけず、また人生のどこかに戻ってくることがある。 それは傷を癒すためでも、痛みを再確認するためでもない。 ただ、今の自分の呼吸を、確かめるために。 本書より抜粋: 「世界中の誰が“弱い”と言おうと、 君は“強い人間”だよ。 いまも、生きているっていうだけで。」 「心の病には容赦なんてない。 来るときは来るし、壊すときは一気だ。 魂を噛み砕かれて、何年も失ってしまった。」 「大海原にだって、夜は来る。 暗く、何も見えないその時間の先に、 きっと朝の光はやってくる。」 「僕は特別でもなんでもない。 好きだったことも、続けられなかった。 夢なんて、叶うわけないと思った。」 「また泣くかもしれない。でも、それでもいい。 あの時間は、本当に幸せだった。 どんなに短くても、 その記憶には、生きる価値があった。」 この本は、喪失と再生のあいだにある“まだ終わっていない呼吸”のための物語です。 心に傷を抱えたまま、それでも生きようとするすべての人へ。 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらからご覧いただけます: https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166642 ※タイ語原著です。
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De Profundis:悲しみのあるところに
¥1,800
De Profundis:悲しみのあるところに – オスカー・ワイルド 著|訳:ラティポーン・チャイピヤポン(รติพร ชัยปิยะพร) サイズ:12×16.5 cm|160ページ 「どこに悲しみがあるのか―― そこに、聖なる場所がある。」 『De Profundis』は、オスカー・ワイルドが同性愛の罪で投獄された獄中で綴った長い手紙です。 そこには、愛ゆえに堕ち、すべてを失いながらも、なお言葉を紡ぎ続けたひとりの作家の苦悩が刻まれています。 絶望、羞恥、悔恨、孤独、屈辱、そして深い悲しみ。 それらを一つひとつ受け入れながら、ワイルドはやがて悲しみの中にある静かな美しさと、人間としての再生の可能性を見出していきます。 ❋ 本書より抜粋 ❋ 「幸福の裏には、粗野さや冷淡さが潜んでいることもある。 だが、悲しみの裏には――いつも、悲しみがある。 悲しみは、決して仮面をかぶらない。」 「悲しみのある場所には、やがて“聖なる場所”が生まれる。 それが何を意味するのか、 人はいつかきっと理解する。 人生を理解するとは、 そのことを理解することなのだ。」 「牢獄のもっとも残酷なところは、心を打ち砕くことではない。 心は壊れるように作られている。 そうではなく、 “心を石に変える”こと―― それが、本当の恐ろしさだ。」 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらからご覧いただけます: https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166895 ※タイ語原著です。
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ฟองอากาศในสวนลับ - 秘密の庭に浮かぶ泡 -
¥1,800
秘密の庭に浮かぶ泡 – 著:alwaysmoody サイズ:12×16.5 cm|240ページ 発行:2024年2月 「ただ毎日を生き延びるだけでも苦しい。 息をするだけで痛みが走り、夢を見るのさえ恐ろしい。 時に、口を閉ざすことこそが最善の道になることもある。」 学校の裏手にある“秘密の庭”。 誰ともほとんど話さず、まるで泡の中で暮らすように生きていたひとりの少年。 季節の移ろいからも切り離された彼のもとに、ある日ふいに現れたのは―― “太陽のように明るい”少年、テルムチャイだった。 小さな手が差し伸べられたとき、 “安全だったはずの泡”には、ひとつの穴が空く。 世界との境界が少しずつゆるみ、 黙ったままの共感、特別な会話、色づきはじめる草花、 灰色だった世界に虹が差し始める。 すべては、あの“秘密の庭”で起きたこと。 本書より抜粋: 「誰かとつながることが怖くて、 僕は泡の中に閉じこもっていた。 でも、もしこの泡が壊れてしまったら―― 外の世界は、僕を傷つけるだろうか。」 「ただ“人として”生きようとするだけで、こんなにも苦しいなんて。 でも、今回の僕の声は――誰かに、届いた。」 「傷は完全には消えない。 それでも、誰かが聞いてくれるだけで、 少しだけ、軽くなることもある。」 「失ってもいい、と思うくらい誰かを大切にすること。 それは悲しいけれど、きっとそれも“生きている”ってことなんだ。」 これは、静かな痛みと、触れられることへの怖さ、 それでも“つながりたい”という願いを描いた物語。 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらからご覧いただけます: https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166697 ※タイ語原著です。
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เมษาลาตะวัน - 四月、太陽に別れを -
¥1,800
四月、太陽に別れを – 著:September’s Blue サイズ:12×16.5 cm|240ページ 発行:2022年8月 “アウトサイダー”―― それはいつも、私に貼られてきたラベルだった。 どこにいても、いつだって、 私は「その中」に入れてもらえなかった。 本作は、小さな町の中で“異物”として育った少年たち3人の関係性を描く長編小説。 じめっとした風が運ぶ土や花の匂い、雨の気配、そして壊れていくものたち。 家庭から拒まれ、居場所を求め、 誰かの腕の中にあったはずの温もりを失いながらも、 それでも“どこかに属したい”と願う、アウトサイダーたちの祈りのような物語です。 これは、自分だけの「輪」の中に、いつか入れることを願った すべての“部外者(アウトサイダー)”たちへのラブレター。 本書より抜粋: 「この世界に変なものなんてない。 ただ人間が、勝手にルールを決めているだけなんだ。」 「心を開くことと、そのあと傷つくことが怖すぎて、 “臆病者”“負け犬”“嫌われ者”――何を言われてもいいと思った。 それでもあの痛みだけは、もう味わいたくなかった。」 「“誰かの一番”になりたくてしかたない自分が、 嫌で、情けなかった。 でも、それでも… 覚えていてほしかった。 “僕がここにいたこと”を。」 「叶わないとわかっている願いを抱くことは、 つまり“絶望している”ってことかもしれない。」 「僕は親に許されない限り、 この場所から出ていけない。」 「“太陽”―― それは、唯一“自分の居場所”のように感じられた存在だった。」 「どうかあなたにも、 あなた自身の“太陽”が見つかりますように。」 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらからご覧いただけます: https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166475 ※タイ語原著です。
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Sunwish:願わくば、太陽が沈まないように
¥1,700
Sunwish:願わくば、太陽が沈まないように – 著:Daiong(ダイオング) サイズ:12×16.5 cm|176ページ 発行:2024年10月 「どうか、僕を“そのままの僕”として愛してほしい。 腐らずに、呼吸できるように。」 **『Sunwish』**は、「自分ではない何か」として生きることを強いられてきた人々の声を束ねた短編集。 世界の片隅で、“脇役”のように扱われてきた彼ら/彼女ら/彼らは、 ジェンダーやラベルによって裂かれ、排除されながら、 それでも「本当の自分」を探し続けている。 誰かにとっての“ふつう”の世界ではうまく生きられないけれど、 それでも太陽が沈むのが少しでも遅くなることを願って、 自分自身の美しさがほんのひとときでも光に照らされることを願って、 彼らは今日も生きている。 本書より抜粋: 「ジェンダーは流動的なもの。 人は変わる。何度でも。でも、自分が自分をどう見るかは、 他人が決めることじゃない。」 「誰かに見つけてほしかった。 この傷を。 そして“僕”という存在を、 呼吸できるままで、愛してほしかった。」 「“女の子みたいにするのはやめなさい”って言われても、 僕は女の子じゃない。ただ…どう表せばいいかわからないだけ。」 「僕は、割れてしまったグラス。折れてしまった翼。 社会という名の診断書には“回復不能”と書かれていた。」 「人生は、僕の恋をいつだって終わる運命のように扱った。」 「自由な魂を持っていても、 この身体という檻に閉じ込められている。 解放とは何か? 本当の自由とは?」 これは、“名前を持たない痛み”たちに光を当てる物語。 世界に居場所がないと感じたことのある、すべての人へ。 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらからご覧いただけます: https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166765 ※タイ語原著です。
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Bitter Blended:悲しみのかけら
¥1,800
Bitter Blended:悲しみのかけら – 著:Marry D. Minor(マリー・D・マイナー) 「罪悪感は、私の悲しみを加速させる因数だった。」 本作は、心に傷を抱えて成長してきた女性の記録。 自分の人生が自分のものではないと感じながら、 繰り返し押し寄せる嵐の中、鋭く砕けたガラスの上を歩いて生きてきた。 彼女の歩みは、痛みと、静かな絶望と、時折差し込む優しさに満ちている。 “世界”に強いられるように、何度も同じ苦しみに飲み込まれていく。 でもそれでも、彼女は歩み続ける。自分の人生を、自分の手に取り戻すために。 === 出版社紹介文より引用 ※タイ語原著です。
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Nightmare: 悪夢の博物館
¥1,800
Nightmare: 悪夢の博物館 – 著:スパットラー・クルックサクン(สุพัตรา เกริกสกุล) サイズ:12×16.5 cm|224ページ 発行:2023年7月 「地獄に咲く花は、焼かれる前にどこまで咲けるだろう。」 新年まで残り48時間。 孤島の灯台で、18歳の少女が営む刺青スタジオで起きた殺人事件が調査されている――。 本作は、その48時間のあいだに訪れた6人の客との記憶を通して、 少女の心と、傷と、過去とが織りなす“悪夢”のような物語を描く。 刺青とは、かすかな糸のように人と人とをつなぐもの。 哀しみと孤独を背負った者たちの記憶が、痛みと美しさを混ぜ合わせながら刻まれてゆく。 やさしさと暴力の境目が曖昧な世界で、 “生きることそのもの”が、もっとも深い謎になる。 本書より抜粋: 「秘密はブーメランだ。 投げれば投げるほど、鋭く戻ってきて自分を傷つける。」 「刺青は、人間と最も親密に寄り添う“記憶の博物館”。 忘れられてしまう記憶も、肌の上では永遠に息づいている。」 「女という性は、素直に感情を表せないようにされてきた。 それは、心の奥底に残った“恐怖”のせいかもしれない。」 「人間は金と権力を信じる。 それに対し、人魚は自然と真実を信じて生きてきた。 けれど、人間は海を、世界を、壊し続けている。 信じることを、やめてしまった。」 「不運は、不運な人を好む。 幸運は、幸運な人を選ぶ。 それは、引力の法則であって、 誰かを助けるためにあるものじゃない。」 この物語は、ただの“謎解き”ではない。 これは、“生き延びること”の物語である。 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらからご覧いただけます: https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166604 ※タイ語原著です。
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ลูกสาวจากดาววิปลาส - 異常な星から来た娘 -
¥2,400
ลูกสาวจากดาววิปลาส - 異常な星から来た娘 - – 著:ジョームティエン・ジャンソムラック(จอมเทียน จันสมรัก) サイズ:12×16.5 cm|352ページ 発行:2022年5月 この物語は、「狂っている」と呼ばれた一人の母と、 その娘が生き抜いた“歪んだ世界”の記録。 『異常な星から来た娘』は、誰にも理解されなかった母ドゥジダーと、 その娘ダーの生を綴った連作形式の物語。 廃墟と化した“天使の都市(バンコク)”の中で、 母は娘を家に閉じ込め、父の姿を知らぬまま育つ少女は やがて「世界の外側」に自分の居場所を見出そうとする。 「何も起こらなければ、このまま家に閉じ込められて、 性暴力を受けて妊娠して、学校にも行けず、 母とふたり、年老いて死んでいくだけなのかもしれない―― 答えは、“イエス”だった。」 物語は連作短編集のように進みます: 「家の中の宇宙人」「母の非常口」「高架下の花」「毒に覆われた庭」 「盗んだご飯と盗まれた本」「へその緒の切断」「力なき権力のマジック」 「壊れた大きな家の構造」…… 少女の目に映る世界は、痛々しくもリアルで、驚くほど美しい。 ※トリガー・ワーニング(内容に含まれるテーマ) ・性暴力 ・自傷行為・自殺念慮 ・精神疾患・家族内の抑圧と暴力 この物語は、読む者の心を深く揺さぶります。 それでも語らなければならない現実が、ここにある。 “語る自由”と“生き延びる言葉”を探し続けるすべての人に。 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらからご覧いただけます: https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166468 ※タイ語原著です。
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Broken Little Bird
¥1,000
Broken Little Bird – Bang Press 著者:แดดจ้า(Daedja) “すべてが悪い夢だったらよかったのに。 でも、傷跡が教えてくれた。 夜のほうが、ずっと現実だ。” 「あなたはまだ子どもだ」って、誰かが言ったとしても―― その痛みは本物だし、その自由はとても大切なんだ。 『Broken Little Bird』は、自分の空を飛びたいと願う小さな鳥が、大人の世界の空に押し込められて生きる苦しさを語る物語。 “成長しろ”と求められながら、“自分ではない何か”になっていく。 そんな社会に対して、静かに、でもはっきりと抗う一冊。 本書より抜粋: _____ 「私は、この高すぎる自由に、 喜んで“定価”で支払って生きてる」 「お願い、心で抱きしめて。 腕や手だけじゃなくて。 薄っぺらい愛情表現に、私は生きる理由を見つけられない。」 「あと数年で嫌われるってわかってる。 大人になって、何かに失敗したら、それだけで。 それがどれだけ残酷で、 成長にとって危険か、誰が知ってる?」 「そんな大人には、なりたくない。 自分が子どもだった頃に、心底嫌いだったような、あの大人には。」 「“他の誰かになること”をやめたい。 そのためには、どこの窓口に書類を出せばいいの? 苦しみを証拠として提出する必要があるの? 誰か、それをやったことある?」 「証明なんかしなくても、“特別”でいたい。 足のない鳥じゃなくて、 いつも飛び続けてなきゃいけない存在じゃなくて―― ただ、ここにいてもいいって思いたい。」 _____ 傷ついたまま、それでも自分の羽をあきらめたくないすべての人へ。 自分であることをやめずに生きる、そのための物語です。 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらで見られます。 https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166789 ※タイ語原著です。
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Bare Your Soul To The Rain
¥1,000
Bare Your Soul To The Rain – Bang Press 著者:แดดจ้า(Daedja) “あなたがくれるなら、私はなんにでもなるよ。 ただ、あなたの世界の中にいさせてほしい。” 「あなたのことを好きだって気持ち、ぜんぶそのまま差し出す。」 『Bare Your Soul To The Rain』は、全力で恋に落ちた猫タイプ人間の感情記録。 どこが好きか、どこが痛いか、どこで降参したかまで、心の内側をまるごと開いて見せるような一冊です。 あなたがくれる役ならなんでもいい。ただ、あなたの物語の中にいたいだけ。 本書より抜粋: _____ 「猫は自分じゃ気づかない。 初対面で“かわいい”だけじゃなくて、 誰かの“明日を待つ理由”になっているってこと。」 「来るなら教えて、待ってるから。 来ないならそれも教えて、待つけど。 会えない日だったって、知るだけでいいから。」 「あなたを忘れることと、 毎日背筋を伸ばして座ること―― どっちが難しいと思う?」 「“もう絶対に好きにならない”って言うたびに、 “まだ好きなんだな”って気づかされる。 可笑しいよね。」 「他人:恋人がいなきゃ死ぬってわけじゃないでしょ? 私:うん 他人:返信こないだけで、そんなにつらいの? 私:うん」 _____ 一方通行の愛が切なくて、ちょっと笑えて、なぜかあたたかい。 心をまるごと差し出したいほど、誰かを想ったことのあるすべての人へ。 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらで見られます。 https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166796 ※タイ語原著です
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But I Want To Be Happy
¥1,000
But I Want To Be Happy – Bang Press 著者:แดดจ้า(Daedja) “自己否定は、あらゆる破滅の入り口だ。” 「幸せになりたいだけなのに、どうしてこんなに難しいんだろう。」 『But I Want To Be Happy』は、人生の問題に愛されてしまったすべての人へ贈る、小さな物語集。 お金、仕事、恋愛――大人になるということは、ひどく苦くて、思い通りにいかない。 それでも心のどこかで、ただ「幸せでありたい」と願っている。 そんな感情のゆらぎを、丁寧にすくいあげた一冊。 本書より抜粋: _____ 「あの頃のあなたは、“幸せ”に向かって笑っていた。 今のあなたは、“涙”をこらえて笑っている。」 「“大丈夫”じゃなくてもいい。 誰かが来て、誰かが去っていく。 守れるぶんだけ守ればいい。 自分らしくいれば、それでいい。」 「眠る前に心の灯をともすけれど、 目が覚めたときには、もう消えている。」 「自分の人生が好きじゃなくても―― それでも、この人生は“自分のもの”なんだ。」 「自分が特別じゃないと気づいたとき、 ただ、生き延びようとしていただけだった。 静かに、それを越えていこうとしていた。」 「今の自分が嫌いだけど、 今の自分でいるしかない。」 「太陽が眠り、光が消えても、 風があれば息ができる。 苦しみも涙も、きっとそのうち消えていく。」 「すべてが思い通りになるなんて、願いすぎかもしれない。 でも、せめて―― 思い通りにいかない日々にも、希望を持っていられますように。」 _____ もがきながら生きるあなたに、やさしい言葉で寄り添う短編集。 悲しみとともに、それでも笑いたいと思うあなたへ。 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらで見られます。 https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166802 ※タイ語原著です
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Bedtime Sunrise
¥1,000
Bedtime Sunrise – Bang Press 著者:แดดจ้า(Daedja) “寝るのがいちばん、だって昼間は静かな悪夢みたいなもんでしょ。” 「どんな物語も、結局は眠りにつくためにある」 『Bedtime Sunrise』は、眠ることを愛する人のための小さな記録。 モットーは 「疲れたら、まず寝よう」。 昼の世界は、よくできた悪夢みたい。 だからこそ、この本は伝えてくれる: “どんなにひどい一日でも、よくがんばった。まずは寝よう。明日はまた別の一日だよ。” 本書より抜粋: _____ 「私があなたを手放さないのか、 あなたが私を手放さないのか、 わからないままだった」 「もう一度やり直したい。 たった一度でもいいから。 でも、過ちの残骸は過去に積み重なったまま、 どこへも行かない」 「人はいつになったら、 不完全なままで満足できるんだろう」 「わたしの人生は、 いつも“いま使いたいときに限って電池が切れそう”なスマホみたい」 「ずっと死にたいと思ってた。 でも、眠ったあとには――」 「毎朝、目覚めたあなたに微笑むのは、 鏡の中のあなた自身だけ。 あなたを信じてくれるのも、 いつだってその人だけ」 「眠ろう。 今夜を越えるのがどんなに難しくても、 わたしたちは、朝ごはんの時間に一秒ずつ近づいている」 _____ 癒しの言葉と、ちいさな夜明けが詰まった、眠るための本。 疲れた心に寄り添ってくれる、やさしい一冊です。 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらで見られます。 https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166819 ※タイ語原著です
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When I Give Flowers To The Fear
¥1,300
When I Give Flowers To The Fear – rhythm 著(『GIFT』の著者) 16ページ / 折りたたみ式小冊子 発行年:2025年 === 「恐れは私の影。だから私は、その恐れに花を差し出した。」 社会にうまくなじめず、「自分らしくあること」を避けてきた女性。 人と関わるのが怖くて、世界の片隅で、なるべく「自分じゃないふり」をして生きていた。 でもある日、そんな生き方を変えたいと思った。 心に棲む“恐れ”という悪魔と、逃げずに向き合うことを決めた。 そして彼女は、花を一輪、その恐れにそっと手渡す。 ❝ かつて「人生」なんて、下品な言葉で罵っていた。 でも今は思う。 人生はもしかしたら、私が悲しみも、喜びも、笑いも、ダンスも、 そして愛さえも知ることができる、世界でたった一つの場所なのかもしれない。 いつか私は、自分が生まれてきた意味を、ちゃんと答えられる日が来るかもしれない。 ❞ やわらかな語り口で、「恐れ」と共に生きるという選択を描いたリズムの最新作。 あなたの中の“逃げたい気持ち”にも、そっと寄り添う短編です。 === 出版社紹介文より引用 ※タイ語原著です
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โลลิป๊อปชำรุด - 壊れたロリポップ -
¥1,500
แดดจ้า(Daedja)著 / Bang Press Project 84ページ / ソフトカバー 発行日:2025年3月1日 どこかで甘さをなくしてしまった、大人になる途中のわたしたちへ。 **「壊れたロリポップ」**は、つながりのない短編たちが、子ども時代のひび割れた記憶を優しくすくい上げていく連作です。 消しゴム、オレンジ味のシュガス、ロリポップ、ケチャップ、靴ひも。 何気ない小さなものたちを通して、“子どもだった頃の自分”にそっと問いかける。 「自由がなかった子ども」と、 「責任に縛られる大人」のあいだで、 ただ“泣きたくなる瞬間”が、 時々ある。ただ、それだけ。 ❝ 「外の世界」は、自由の象徴なんかじゃなかった。 ブレイクダウン表に“外”って書かれただけのロケ地。 暑くて、しんどくて、やたらプレッシャーがかかる場所。 ギャラは変わらないのに、立ち上がった先にあるのは—— “クソみたいな腰痛”だけだった。” ❞ 縦長でスリムな判型。 『Bedtime Sunrise』の著者・แดดจ้าによる、文章とイラストの最新作です。 === 出版社紹介文より引用 本文の一部プレビューはこちらで見られます。 https://pspublishing.nativewhale.com/products/9786168166871 ※タイ語原著です
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FILMMAKER, FAILMAKER─撮影現場での(失)録 / タナチャート・シリパットラチャイ
¥2,000
監督として約10年活動してきたタナチャート・シリパットラチャイだが、撮影のたびに毎回、新たな試練やトラブルに見舞われてきた。 予測不能な天候に翻弄され、ついには神頼みをする羽目になったり、コロナ禍で自宅の寝室からリモートで演出をしなければならなかったり──。 さらに、愛すべきクライアントからまったく経験のないジャンルの案件を依頼され、初の海外ロケでの限られた予算と時間、初めてマスコット(ゴリラ)を使った撮影、初めてワイヤーアクションを取り入れたアクションシーンの撮影、初めての自動車CM撮影。そんな、成功も失敗も入り混じった数々の現場経験をユーモラスに綴った一冊。 - 出版社紹介文より引用
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北朝鮮には何もない / クルティダー・ルンルアンキアット
¥2,500
列を乱すことは禁止。決められたスケジュールに従い、案内されたものを見て、出されたものを食べ、用意された娯楽を楽しむ──。 そんな厳格な旅のルールのもとで過ごした北朝鮮旅行の様子を、「見たこと、感じたこと」を几帳面に記録し続けたひとりの"まじめなツアー客"、クルティダー・ルンルアンキアットが綴る旅のドキュメント。「北朝鮮には何があるのか?」を、読者とともに見つめる一冊。 - 出版社紹介文より引用
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THE TWENTIES’ ACHE / オラチャポーン・ポーキンパーコン
¥2,500
28篇の短編小説── 女優でありコンテンツクリエイターでもある『ゴイ=オラチャポーン・ポーキンパーコン』(YouTubeチャンネル「GoyNattyDream Channel」の共同運営者の一人)が、毎朝目覚めたあとにノートに書き留めた断片的な感情や、かすかな記憶をもとに、想像力を膨らませて描いた短編集。 夢、人との関係、自分自身の喪失をテーマに、20代という揺れ動く時期を切り取る。 たとえば── 新人俳優として臨んだ撮影現場での、人気俳優とのぎこちない関係。 キャスティングに受かる方法を探すため、キャスティングアシスタントのインターンを始めた女性の物語。 子どもの頃に「絶対にお母さんを連れていく」と約束した初めての海外旅行。 ウサギに好かれるために肉を食べるのをやめようとする恐竜の奮闘。 そして、子どもの頃の自分に最後に出会うためのミッション──。 こうした物語たちをまとめた『THE TWENTIES’ ACHE(20代の痛み)』は、彼女が28年間の人生に贈る、初めての一冊です。 - 出版社紹介文より引用
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10月6日の人間たち / クワンチャイ・ダムロンカワン
¥3,000
1976年10月6日、タープラチャンのタマサート大学で起きた民衆弾圧事件──その現場に直接・間接的に関わった人々による、「忘れられない、でも簡単には思い出せない」状況、背景、視点、感情、そしてその後の変わってしまった人生を記録した38篇のインタビュー集。 編纂は、ストーリーを通して人々が理解し合い、記憶をつなぎとめることを信じるFacebookページ「バンコクの人間たち」によるもの。巻末にはトンチャイ・ウィニッチャクンとアノン・ナンパーによる寄稿も収録。 - 出版社紹介文より引用
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YOU GHOST ME EVERY SATURDAY NIGHT / タナチャート・シリパットラチャイ
¥2,000
一晩でさっと読める、全15編の短編集。 消えるように、何の前触れもなく途絶えていく、さまざまな「関係」を描きます―― それは、人と人、人と霊、人と神聖な存在とのあいだに生まれるもの。 たとえば―― 悪戯好きな外国人の手から大切な石を取り戻そうと、空を飛ぶ山の神。 医師と、祠に祀られた精霊・パオヤイとの静かな対話。 セラピストと、フォーチュナー(車)の守護霊とのカウンセリング。 不吉なナンバー「777」のナンバープレートを売るため、物語を捏造する青年。 来世まで添い遂げようと誓った恋人たちの魂。 魚を放流する儀式により、輝く瞬間を邪魔される女性―― など、日々目にしたニュースや読み聞いた小さな話をもとに、タナチャート・シリパットラチャイが編み上げた、不思議でシュールな物語たち。 - 出版社紹介文より引用
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MS. KENT & ME
¥1,800
最愛の祖母が遺した、海辺の家へと向かった「わたし」。 そこで見つけた一冊のノートには、「ミス・ケント」という人物について書かれていた。美しい容姿を持ち、障がいを抱え、どこか風変わりな女性――。 謎めいた彼女を探し求めるうちに、「わたし」は、幻の灯台を目指して船を出そうとする彼女と出会い、マーメイド(人魚)について語り合いながら、少しずつ心を通わせていく。 ふたりはやがて、互いを、そして自分自身をより深く知ることになる "浜辺" へとたどり着く。 物語を紡ぐのは、自由な想像力で読者を物語の世界へ引き込む作家、LADYS。 - 出版社紹介文より引用
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パタヤとマーヤー ―DEAD DARLING AND BURIED BAE― / LADYS
¥1,700
かつて年の差を超えて恋人同士だった「パタヤ」と「マーヤー」。 何年もの時を経て、ふたりは再び車一台で旅に出ることを決める。プランブリーからチェンマイを目指す長い道のり――。距離を置いていたふたりは、避けようもなく時間を共有し、途切れた関係をつなぎ直すことになる。 会話を続けるために過去の記憶を掘り起こし、ぎこちなさを少しずつほぐしていくなかで、ふと、かつて共に過ごした日々や、心の奥に沈んでいた想いが浮かび上がる。 かつて一緒に車を走らせた日々、よく聴いた音楽、めくった本、交わした言葉。 そして、ふたりの関係が崩れた瞬間――。 旅路のなかでよみがえる数々の記憶が、幸福、哀しみ、寂しさ、戸惑いといった感情となって、車内いっぱいに広がっていく。 それは、道路の苛立ちや、隣にいる相手への戸惑い、自分自身への問いかけと混ざり合いながら進んでいく。 LADYSによる、旅の空気、会話、ふたりの心の揺れを丁寧に描き出すロードノベル。 読者もまた、ふたりと共にこの旅に出ることを許される一冊です。 - 出版社紹介文より引用